NYタイムズが大飯原発再稼動抗議集会を「60年代以来最大の官邸前抗議集会」と報じる  2012.06.30

『文殊菩薩(ブログ版)』より【転載】

NYタイムズが大飯原発再稼動抗議集会を「60年代以来最大の官邸前抗議集会」と報じる
カナダ de 日本語 2012.06.30 (Sat) 06:14

6・30文1
先週の金曜日のデモは4万5千人が集結したが、NHKは何も報じなかった。今回は、主催者発表によると、20万人の人々が大飯原発再稼動に抗議する集会に参加したそうで、さすがのNHKも無視し続けるわけにはいかなくなったのだろう。しかし、日本の他のメディアは相変わらず、これほどまでに大きなデモを報じず、そのかわりに、反原発の象徴的人物の山本太郎氏の妹さんが大麻取締法(所持)違反の疑いで逮捕されたことを報じている。これでまた、日本のメディアの腐敗が、著しいことが証明された。
6・30文
ニューヨークタイムズに昨日の抗議の様子が報道されていたので、取り急ぎ和訳してみた。誤訳などは、後ほど、修正する。

原文:
東京で何万人もの人々が原発の再稼動に抗議
ニューヨークタイムズ Byマーティン・ファクラー 6月29日

和訳:
東京 - 反核スローガンを叫んだり、ドラムをたたいたりして数万人というデモ隊が金曜日、首相官邸前に集まった。原子力発電所を再稼動するという政府の決定対し、これまでで最大の国民の怒りを示したことになる。

小さな子供連れの母親や仕事帰りのスーツ姿の男性を含む群衆は、「ノー・モア・フクシマ!」と唱え、それが警察によって封鎖された住居や国会議事堂近くの広い大通りを埋め尽くした。

参加者の推定人数は発表元によって大きく異なる。主催者によると15万人だが、警察は1万7千人と発表した。地元メディアは、2万人から4万5千人と推定し、1960年代以降、東京の中心部で行われた最大の抗議と報じた。

どんな規模の抗議行動も、長い政治的に無関心であった日本では稀である。しかし、内閣総理大臣野田佳彦が今月、西日本の大井発電所の再開を命じたとき、多くの日本人の間で、安全性に関する国民の懸念を無視していると感じられ、不満が高まっている。

大井は、国の電力の三分の一を供給し、日本に50機ある運用原子炉のすべてを停止させることにつながった昨年の福島第一原発事故以来、再稼動予定の最初の原発だった。巨大地震と津波が重要な冷却システムを停止させた後、福島第一原発の3つの原子炉がメルトダウンした。

野田氏は、大飯原発の2機を再稼動させるように命じたのは、電力不足によって、うだるように暑い夏に停電が発生する可能性や企業が機能しなくなるのを回避するためだと述べた。しかし、政治アナリストの多くは、世論調査で、日本の三分の二が、再稼動に反対したことが明らかになった後、政府はプラントが安全に行われたことを説得できなかったとして国民の反発を警告した。

金曜日に、抗議した者の多くは、野田が密室で強力な官僚や業界幹部が決定を行う政治的な旧態依然に日本を戻そうとしていることに対して不満を述べた。再稼動の決定への怒りが、政治的覚醒の瞬間となって、初めて街頭に出て講義することになったと説明する人もいた。
1歳の息子を抱いた29歳の主婦、梶山洋子さんは、"これまで、日本人は政府に反対することはなかったけれども、今、私たちは政府に反対しなければなりません。さもなければ、政府は私たちすべてを危険に晒すでしょう。」と語った。

「安全性を確保することなく、原発を再起動するのは狂っています。」と、もう1人の主婦でデモに参加するのは初めてと言う山崎なおみさんが述べた。「電力と仕事のために原発が必要なのはわかっていますが、政府が私たちを守ってくれるとは思えない。信用できない。」

主催者はそのような不信が3月下旬以来、毎週開催されている抗議者の規模の迅速な成長につながっていると述べた。抗議は数百の参加者で始まったが、野田の再起動の決定後、数千人に増加したと主催者の1人、東京在住のイラストレーターであるレッドウォルフ・ミサオさんは述べた。

環境エネルギー政策研究所で東京に本拠を置くエネルギー政策グループのディレクターを務める飯田哲也さんは、抗議は福島第一原発事故後、公衆衛生を保護することに失敗し、再稼動を急いだ政府に対する幅広い不満を反映していると述べた。

「政府への怒りと信頼の喪失がある。」「これは不可逆的な変化であり、私はこのタイプの運動が継続することを期待しています。」と飯田氏は語った。

首相は、抗議に全く動じていない様子だ。野田氏が首相官邸を出て公邸に移動する途中、「大きい音だね。」と記者団に述べた。

騒々しいながら、金曜日の抗議者たちは、よく整理され、潔癖なほどに礼儀正しい日本人の傾向を示した。多くの場所で、彼らは歩行者のための明確な通路を維持し、歩道に沿ってきちんとしたラインに立った。抗議が午後8時に終了したとき、主催者は迅速にメガホンを使って参加者を分散させた。その後に残されたゴミはほとんどなかった。
ひろこ田渕がレポート作成に貢献。
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参考記事:
In Tokyo, Thousands Protest the Restarting of a Nuclear Power Plant
New York Times By MARTIN FACKLER
Published: June 29, 2012

TOKYO ― Shouting antinuclear slogans and beating drums, tens of thousands of demonstrators gathered in front of the prime minister’s residence on Friday, in the largest display yet of public anger at the government’s decision to restart a nuclear power plant.

The crowd, including women with small children and men in suits coming from work, chanted “No more Fukushimas!” as it filled the broad boulevards near the residence and the national Parliament building, which were cordoned off by the police.

Estimates of the crowd’s size varied widely, with organizers claiming 150,000 participants, while the police put the number at 17,000. Local media estimated the crowd at between 20,000 and 45,000, which they described as the largest protest in central Tokyo since the 1960s.

Protests of any size are rare in Japan, which has long been politically apathetic. However, there has been growing discontent among many Japanese who feel that Prime Minister Yoshihiko Noda ignored public concerns about safety this month when he ordered the restarting of the Ohi power station in western Japan.

Ohi was the first plant to go back online since last year’s accident in Fukushima led to the idling of all of Japan’s 50 operational nuclear reactors, which supplied a third of the nation’s electricity. Three reactors at the Fukushima Daiichi plant melted down after a huge earthquake and tsunami knocked out crucial cooling systems.

Mr. Noda said he ordered the restarting of two of Ohi’s reactors to avoid power shortages that could cause blackouts during the sweltering summer and also cripple industry. However, political analysts have warned of a public backlash after opinion polls showed that two-thirds of Japanese opposed the restart, with many saying that the government had failed to persuade them that the plant had been made safe.

On Friday, many of the protesters complained that Mr. Noda was trying to take Japan back to its political business-as-usual of powerful bureaucrats and industry executives making decisions behind closed doors. Some described their outrage over the restart decision as a moment of political awakening, saying they were taking to the streets for the first time.

“Japanese have not spoken out against the national government,” said Yoko Kajiyama, a 29-year-old homemaker who carried her 1-year-old son. “Now, we have to speak out, or the government will endanger us all.”

“To restart the nuclear plant without ensuring its safety is crazy,” said Naomi Yamazaki, 37, another homemaker and first-time demonstrator. “I know we need these plants for power and jobs, but I don’t trust the authorities now to protect us.”

Organizers said a such mistrust has led to a quick growth in the size of the protests, which have been held every week since late March. The protests began with a few hundred participants, but rose into the thousands after Mr. Noda’s restart decision, said one organizer, Misao Redwolf, a illustrator based here in Tokyo.

Tetsunari Iida, director of the Institute for Sustainable Energy Policies, an energy policy group based in Tokyo, said the protests reflected wider discontent toward the government, which many say failed to protect public health after the accident, and then rushed to get the country’s reactors back online.

“There is anger and a loss of confidence in the government,” Mr. Iida said. “This is an irreversible change, and I expect this type of movement to continue.”

For his part, the prime minister seemed unfazed by the protests. “They’re making lots of noise,” Mr. Noda remarked to reporters as he left his office for his private quarters.

While noisy, the protesters on Friday demonstrated Japan’s penchant for being well organized and fastidiously polite. In many places, they kept passages clear for pedestrians and stood in neat lines along sidewalks. When the protest ended at 8 p.m., organizers quickly dispersed participants using megaphones, with hardly a scrap of garbage left behind.
Hiroko Tabuchi contributed reporting.

大飯原発の運転再開に抗議
NHK 6月29日 23時47分
関西電力大飯原子力発電所の運転再開に反対する市民団体が呼びかけた抗議活動が、東京の総理大臣官邸前で行われ、参加した人たちは、政府に運転再開の決定を撤回するよう求めました。

この抗議活動は、関東地方を中心に原発に反対する活動をしている団体などで作る「首都圏反原発連合」が、ことし3月下旬から毎週金曜日を中心に行っています。
市民団体によりますと、ツイッターやインターネット、それに、口コミで参加を呼びかけ、回を重ねるごとに参加者が増えてきているということです。

29日も、会場となった総理大臣官邸前の歩道では、参加者が数百メートルにわたって列を作り、中には子ども連れの主婦や会社帰りのサラリーマンなども見られました。

1週間前の前回、今月22日は、主催者の発表でおよそ4万5000人、警視庁の発表でおよそ1万2000人が参加しましたが、主催者や警視庁によりますと、29日は前回を上回る人数になったということです。
参加した人たちは「大飯原発の運転再開に反対」「第二の福島をつくるな」などと書かれたプラカードを持ち、「再稼働反対」と叫びながら政府に運転再開の決定を撤回するよう求めました。
埼玉県の57歳の会社員の男性は「ツイッターで知り、初めて駆けつけました。政府のやり方は不透明で、原発の在り方を考え直すべきだ」と話していました。

また、東京都内に住む40歳の主婦は「息子と母と一緒に来ました。抗議には抵抗があったが、目に見えない放射能の怖さを自分の子どもには体験させてはいけないので、運転再開には反対です」と話していました。

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2016年1月1日 新年を迎え、日本に生まれた幸せをかみしめ、日本人で有る事の誇りを持ち、 生きる喜びを持ち続けたいと願いました。
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2011・2012この凄まじい年を生きている。幻想の世界が終り2013より今現在考えの及ばない 世界に入ると云われている。*私達の力がどれ程強いか、自己主権を持った者であり自由であるそれが現実です。意識が自由になって初めてそれが外に現れると。本当の自分を思い出す時が来た(ジョージ・カヴァシラス)