最終処分場、モデルは六ヶ所村の施設(24日23:38)

TBS NEWS より【転載】

8・27 7

(24日23:38)
最終処分場、モデルは六ヶ所村の施設

 福島で放射能に汚染された土の最終処分場の有力候補地として、鹿児島県南大隅町が浮上していることを、23日、JNNの独自取材でお伝えしました。その最終処分場のモデルとなっているのが、青森県の六ヶ所村にある施設であることが新たにわかりました。政府内で検討されている具体的な計画の中身とは・・・。
 鹿児島県南大隅町。JNNの取材で23日、放射性物質に汚染された土などを捨てる最終処分場の有力候補地として政府内で浮上していることが明らかになりました。その責任者である細野環境大臣は、一夜明けた記者会見で・・・。

 Q.いくつかの候補地があり、その中に南大隅町も?
 「さまざまな可能性を探っているということについては、場所も含めてさまざまな可能性を探っています」(細野豪志環境相)
 こう述べ、南大隅町が候補地となっていることを否定しませんでした。除染作業が遅れている福島県の自治体からは歓迎の声が上がりましたが・・・。

 「我々としては大変に歓迎すべきことかなと思っていますが、そんなにすんなり受け入れられるというふうには思っていません」(福島・楢葉町 松本幸英町長)
 候補地は人口9000人足らずの町。住民からは賛成・反対、それぞれの声が上がっています。

 「汚染がれきは予想していたが、汚染された土を持ってくるのは想定外。けしからん、あってはならない」(【反対】 南おおすみ自然を守る会 肥後隆志会長)
 「安全が間違いなく担保される、人体にも漁業にも影響ないとなれば、当然、日本国民として協力すべきではないかと思う」(【賛成】 ねじめ漁業協同組合 安楽隆組合長)

 最終処分場とはどのような施設なのでしょうか。これまで、その具体像は明らかになっていません。しかし、JNNは、ある施設をモデルに政府が建設計画を立てていることをつかみました。最終処分場のモデル、それは青森県六ヶ所村にあります。村の中心部にある巨大な施設、いわゆる核燃料サイクル施設です。この施設の中の一部がモデルとなります。それは・・・。
 「地上から10メートル以上掘り下げたところにコンクリートでできた建物が整然と並んでいます」(記者)
 ここがそのモデル、「低レベル放射性廃棄物埋設センター」です。60ヘクタールの敷地に40を超えるコンクリートの建物が並びます。全国の原発から出た低レベル廃棄物をドラム缶に入れ、厳重に保管しています。
 その仕組みはこうです。建物1つは高さが最大で7メートル、壁の厚さは50センチあります。建物がドラム缶で満たされると、すき間をモルタルで埋めます。管理は厳重です。
 「(放射能は)ほとんど壁から外に出てこないが、放射能は漏れないように何重もの設備を設けている」(日本原燃 赤坂猛理事)
 全ての建物がドラム缶で満たされた段階で施設ごと特殊な粘土で覆うなどして、300年管理することにしています。政府は、このモデルをさらに大規模にしたものを最終処分場として計画しているのです。

 環境省幹部は取材に対し、「六ヶ所村の施設はこれまで多くの人が見ているし、安全上の問題が起きているわけでもない。同じものを作れれば」と話しています。また、政府は、汚染された土を福島から海上で輸送することにしています。そのために、南大隅町の候補地には港を建設することも検討しています。
 しかし、最終処分場の是非は住民の中でも割れています。そして、それは地元住民だけが考えるべき問題ではありません。

 「午後6時を過ぎました。今週も多くの人が集まっています。総理官邸前では、脱原発・反原発を訴える抗議デモが行われています」(記者)
 脱原発を訴える人たちは、最終処分場の候補地として南大隅町が浮上していることをどう考えているのでしょうか?
 「大反対です。あんな良い所にどうして持っていかなければならないのか」(脱原発デモの参加者)
 「なるべく人口の密集地から離す、子どものいる地域から離すことが大事」(脱原発デモの参加者)
 最終処分場の候補地、そして建設計画が明らかになったことで、今後、公の場で議論は進んでいくのでしょうか。
8・27 -7
8・27 -8
8・27 -9
8・27 -10
8・27 -11
8・27 -12
8・27 -13
8・27 -14
8・27 -15
8・27 -16
8・27 -17
8・27 -18
8・27 -19
8・27 -20
8・27 -21
8・27 -22
8・27 -23
8・27 -24
8・27 -25
8・27 -26
8・27 -27
8・27 -28
8・27 -29
8・27 -30
8・27 -31

Tag: 九州  comment:0 

Comment

comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
生きる力 ゲンマイ
見出し
2016年1月1日 新年を迎え、日本に生まれた幸せをかみしめ、日本人で有る事の誇りを持ち、 生きる喜びを持ち続けたいと願いました。
カレンダー

カテゴリ
新鮮な野菜と果物・ゲンマイそしてPCの山暮らしです
2011・2012この凄まじい年を生きている。幻想の世界が終り2013より今現在考えの及ばない 世界に入ると云われている。*私達の力がどれ程強いか、自己主権を持った者であり自由であるそれが現実です。意識が自由になって初めてそれが外に現れると。本当の自分を思い出す時が来た(ジョージ・カヴァシラス)