大震災追悼式で天皇陛下「国民が心を一つに」*天皇陛下のお言葉(全文)=東日本大震災5年追悼式

MSN ニュース より【転載】
2016/03/11
読売新聞 2時間前
大震災追悼式で天皇陛下「国民が心を一つに」

甚大な被害が出た東日本大震災から11日で5年を迎えた。

全国各地で追悼式が開かれ、政府主催の追悼式では天皇陛下が、被災者が普通の生活を取り戻すために「国民が心を一つにして寄り添っていくことが大切」と述べられた。震災による死者・行方不明者は、震災関連死を含めて2万1000人余り。遺族らは悲しみを新たにしつつ復興を誓った。
AAgEPkH.jpg
政府主催の追悼式で、お言葉を述べられる天皇、皇后両陛下(11日午後2時55分、東京都千代田区で)=竹田津敦史撮影
© 読売新聞 政府主催の追悼式で、お言葉を述べられる天皇、皇后両陛下(11日午後2時55分、東…

震災が発生した時刻の午後2時46分、東京都千代田区の国立劇場で開かれた追悼式では、天皇、皇后両陛下をはじめ、安倍首相ら三権の長、遺族代表ら約1090人が黙とうをささげた。

天皇陛下はお言葉で、震災や東京電力福島第一原発事故で多くの人が苦難の生活を続けている現状について「心が痛みます」などと述べ、被災者を案じられた。また、震災の教訓を生かし、防災の心を培い、次の世代に引き継ぐことで「より安全な国土が築かれることを希望します」と語られた。
2016/03/11
時事通信 6時間前
天皇陛下のお言葉(全文)=東日本大震災5年追悼式

 東日本大震災から五年が経(た)ちました。ここに一同と共に、震災によって亡くなった人々とその遺族に対し、深く哀悼の意を表します。

 五年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う津波により、二万人を超す死者、行方不明者が生じました。仙台平野を黒い壁のような波が非常な速さで押し寄せてくるテレビの映像は、決して忘れることができないものでした。このような津波に対してどのような避難の道が確保できるのか暗澹(あんたん)たる気持ちになったことが思い起こされます。また、何人もの漁業者が、船を守るために沖に向け出航していく雄々しい姿も深く心に残っています。

 このような中で、自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体関係者、さらには、一般市民が、厳しい状況の中で自らの危険や労をいとわず救助や捜索活動に携わったことに深い感謝の念を抱いています。

 地震、津波に続き、原子力発電所の事故が発生し、放射能汚染のため、多くの人々が避難生活を余儀なくされました。事態の改善のために努力が続けられていますが、今なお、自らの家に帰還できないでいる人々を思うと心が痛みます。

 こうした苦難の中で、政府や全国の地方自治体と一緒になって、多数のボランティアが被災者のために支援活動を行いました。また、百六十を超える国・地域や多数の国際機関、また在日米軍が多大な支援に当たってくれたことも忘れることはできません。

 あれから五年、皆が協力して幾多の困難を乗り越え、復興に向けて努力を続けてきました。この結果、防災施設の整備、安全な居住地域の造成、産業の再建など進展が見られました。しかし、被災地で、また避難先で、今日もなお多くの人が苦難の生活を続けています。特に、年々高齢化していく被災者を始めとし、私どもの関心の届かぬ所で、いまだ人知れず苦しんでいる人も多くいるのではないかと心に掛かります。

 困難の中にいる人々一人ひとりが取り残されることなく、一日も早く普通の生活を取り戻すことができるよう、これからも国民が心を一つにして寄り添っていくことが大切と思います。

 日本は美しい自然に恵まれていますが、その自然は時に非常に危険な一面を見せることもあります。この度の大震災の大きな犠牲の下で学んだ教訓をいかし、国民皆が防災の心を培うとともに、それを次の世代に引き継ぎ、より安全な国土が築かれていくことを衷心より希望しています。

Tag:msn ニュース*JBPRWSS*現代ビジネス *その他  comment:0 

Comment

comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
生きる力 ゲンマイ
見出し
2016年1月1日 新年を迎え、日本に生まれた幸せをかみしめ、日本人で有る事の誇りを持ち、 生きる喜びを持ち続けたいと願いました。
カレンダー

カテゴリ
新鮮な野菜と果物・ゲンマイそしてPCの山暮らしです
2011・2012この凄まじい年を生きている。幻想の世界が終り2013より今現在考えの及ばない 世界に入ると云われている。*私達の力がどれ程強いか、自己主権を持った者であり自由であるそれが現実です。意識が自由になって初めてそれが外に現れると。本当の自分を思い出す時が来た(ジョージ・カヴァシラス)