・電磁放射線で脳が変化する  ①

zeraniumの『真実の情報』掲示板 より【転載】
2016年4月19日 (火)
・電磁放射線で脳が変化する  ①

「ものが考えられない」
   千葉県松戸市に住む清水さんは、2010年8月の半ば、自宅のある5階建てのマンションの屋上に、Wi-Fiの基地局が設置されると知り、思わずブラボーっと叫んでしまった。Wi-Fiとは無線LANの一ブランド名。無線LANとは家庭や会社などで使用するパソコンなどを、コードを必要とせず無線でインターネットに繋げる技術のことだ。

   彼は自宅で仕事のために幾つもの電子機器を使っており、2台のパソコンも、キーボードやマウスも無線化していた。有線LANでコードを引っ張るのは面倒であり、コードがないのはすっきりして気持ちがよかった。「無線が体に害を与える」という意識はそれまで考えたこともなかった。

   屋上に基地局が設置されてからしばらくの間、彼はウキウキ気分でWi-Fiを楽しんだ。ところが同年8月の終わりごろから、「思い出せない」「すじ道のたった考えができない」「ものが考えられない」という状態に陥り、「頭の異様な圧迫感」にも見舞われるようになった。

   清水さんは高血圧のために、時々「アダラートL10」という降圧剤を飲んでいた。それを飲むと副作用で、「頭が膨(ふく)れるような異様な圧迫感」にとらわれることがあった。だが薬を飲んでいないにもかかわらず、同じような状態に陥った。

   また、体の腹部から頭にかけて、特に背中や肩のあたりがチリチリと「熱くなるような感覚」にもとらわれた。何か病気になったのかと不安になったが、熱を計っても平熱でいつもと変わらなかった。

   体調の変化が気になった清水さんは、2010年9月に入り、東京女子医大の内科を受診した。だが何の異常も見当たらなかった。しかしその診断に納得できなかった彼は、さらに脳外科専門病院にかかったが、「微小梗塞がありますね。食べ物に気をつけて」と言われた。

   「頭が締め付けられる感じ」はさらにひどくなり、ひどい「耳鳴り」や頭の中で音の聞こえる「頭鳴」(ずめい)にも悩まされるようになった。常に脳内で、セミがジージーと鳴いているような感じが続いた。そして、夜眠れなくなった。夜中に何度も目覚めるために、昼間はぼんやりと過ごすことが多くなり、しだいに体が重く、簡単な動作も億劫(おっくう)になっていた。

   10月に入ると、まともな文章が書けなくなった。
   「て」「に」「を」「は」の使い方がおかしくなり、どのように書けばいいのかわからなくなった。都内の企業に勤め、事務系の仕事をしていた清水さんは、仕事柄文章を書くことが多く、自分の文体には自信を持っていた。それなのに、自分が意図しないのに表現が過激になったりして、思うような文章が書けなくなった。

   「短期的な記憶喪失」にも拍車がかかり、ほんの直前の物事を思い出せない回数が増えた。「アルツハイマーになったのか」と怖くなり、再びMRIを撮ったりした。「自分がおかしい」という感覚は日増しに強くなり、だがその原因はわからなかった。それがまさか、屋上にできたWi-Fi用の基地局のせいだとは思いもしなかった。

原因はWi-Fi基地局のマイクロ波
   そんなある日、彼は新宿の書店で平積みになっていた『見えない汚染「電磁波」から身を守る』(拙著 講談社+α新書)に吸い寄せられるように近づき、手に取った。そこに書かれていた電磁放射線によるさまざまな健康被害を知り、まさに自分の症状が、基地局から放射されている電磁放射線(マイクロ波)のせいだと初めて思い至った。

   彼はそこに書かれていた防護対策をヒントに、アルミ箔を使ってさまざまな実験を行なった。まず、頭を覆ってみた。すると耳鳴りが弱くなった。アルミ箔で携帯電話を覆ってみると、確かに電話がかかりにくくなる。そして12月の大晦日の日、アルミシートを何枚も買い込み、寝室の天井と電磁放射線の来ている3方向にアルミシートを張り巡らせた。

   翌日、年も改まった2011年1月1日、約4ヶ月ぶりに「素晴らしい目覚め」を味わった。久しぶりに5時間続けて眠ることができた。この経験から彼は、体が電磁放射線によってさまざまな影響を受けていることを確信した。

   しかしそれから半年後に、また「思考力の停止」や「頭の異様な圧迫感」に見舞われるようになった。気分はどんどん落ち込み、何もする気になれず、「うつ状態」に陥った。さらにアルミシートを買い込み、壁に張りめぐらせたが、だが以前のような劇的効果は得られなかった。

   そんな彼の様子を心配した上司が、長野県八ヶ岳のふもとにある山荘に誘ってくれた。そこは携帯電話の電磁放射線が届かない場所だった。そこに5日間滞在した。すると、停止状態だった頭が動き出した。仕事もはかどり、意図した文章も書けた。いつしか「うつ状態」も消えていた。「自分の症状はほんとうにマイクロ波によるものなのだ」と、改めて再確認することとなった。

身近な死角「子機付きコードレス電話」
   「記憶したものを思い出せない」「すじ道のたった考えができない」「ものが考えられない」という状態を経験した清水さんは、原因がわかって後、すぐにWi-Fiをやめた。しかし彼には、見落としている重大なことがあった。

   2012年10月、清水さんから電磁放射線に関する相談を受けた私は、電磁波計測器(Electrosmog meter)を持参して、新宿にある彼の職場を訪れた。都心のビル7階にある彼の会社には、当然のことだが外部から強いマイクロ波がきていた。しかし外部からのマイクロ波よりもさらに強いマイクロ波が、室内のある場所から放射されていた。それは子機付きコードレス電話の親機からだった。

   私の計測器は「0.1GHz(ギガヘルツ)~3GHz」の周波数に対応するもので、重力密度が「1.8μW(マイクロワット)/c㎡(平方センチメートル)以上になると、「危険域」となって赤く点滅する。つまりコードレス電話親機周辺の電力密度は、まさに「1.8μ/c㎡」以上であり、計測器は赤く点滅し続けていた。

   ちなみに安全な電力密度は、疫学調査により「0.0001μW/c㎡」以下だとされている。だが日本の規制値はなんと、その「1000万倍強い1000μW/c㎡」である。

   清水さんは2010年からマイクロ波の危険性に気づき、自宅の電磁放射線環境を改善してきたが、その彼にしてコードレス電話は完全な「盲点」となっていたのだ。電磁放射線の危険性に目が覚め、注意するようになってからすでに2年が経っていた。清水さんはすぐに、親機の電源コードをコンセントから引き抜いた。すると計測器は赤い点滅をやめた。

   彼の会社ではこのコードレス電話をすでに20年以上使っていた。
   しかも彼は自宅でも同じ機種のコードレス電話を同じ年数使っていた。つまり彼は、マイクロ波による被曝を会社と自宅の両方で、20年以上受けていたことになる。清水さんにとって、コードレス電話はあまりにも長い間使い続けており、日常の中に溶け込んでいたので、「疑うことすら思いつかなかった」という。会社と自宅で使っていたコードレス電話を有線のものに換えたのは言うまでもない。(略)

「コードレスインターホン」で「異変」
   自宅にある電磁放射線を出す「危険物」に、「子機付きコードレス電話」と並んで見落とされているものに、「コードレスインターホン」がある。

   兵庫県加古川市に住む山下さんは、2007年6月に、カメラ機能がついた子機付きコードレスインターホン(商品名 「画像が見られる子機付きインターホン」パナソニック)を購入した。わざわざ玄関口まで足を運ばなくても、2階にいても、子機で誰が来たかがわかり、顔が確認できるのが便利だった。だから知らないセールスの人が来た時は出ずに済んだ。

   ところがその年の秋頃から、それまでにはなかった体の異変が起きてきた。
   鼻水がひんぱんに出るようになり、鼻水が垂れて困るようになった。また「目がかゆく」、「ごろごろ」し始めた。花粉症になったのかと思い、生まれて初めて耳鼻科に行ったが、医者は「病気ではないが、アレルギーが出ている」と言った。それまでの山下さんは「健康優良女」だった。自分で栽培した無農薬野菜を食べ、毎日1000メートルをプールで泳ぎ、病気とは無縁だった。

   2008年12月に山下さんに会った時、最近目が変で、「焦点が合わない」「モノが二重に見える」と言う。インターホンの親機は台所に近い居間の壁に取り付けられていたが、対面式のキッチンからは親機までは約2メートルの距離がある。親機の近くで過ごす時間は大体1日4時間はある。

   私は、もしかすると近くに基地局でもできたのではないかと思い、外に出て家の周辺を計ったが、電力密度はそれほどでもなかった。次に室内を測ると、インターホンの親機に近づくにつれ、だんだん値が高くなり、計測器は「危険」を知らせて赤く点滅し始めた。値は「5.8μW/c㎡」前後だった。子機からも同じレベルのマイクロ波が放射されていた。これは安全な値の目安といわれる「0・0001μW/1c㎡」の5万8000倍である。

   山下さんにはコードレスをやめて、有線のインターホンを使うように勧めた。
   彼女はすぐに馴染みの電気屋さんに連絡し、以前使っていた有線のものに変えた。それから9ヵ月後、彼女に連絡してみると、花粉症かと思った鼻水も止まり、目の焦点も合うようになり、モノが二重に見えることもなくなったと言って喜んでいた。住宅地を歩くと、山下さん宅と同じタイプのコードレスインターホンが多いことに驚く。安全な住まいを確保するためには、インターホンの「無線」は避け、「有線」にしたい。

無線ルーターのある部屋で発芽しない種
   デンマークの女子学生5人が、2013年に行なったひとつの実験がある。
   それは無線ルーターのある部屋とない部屋に野菜の種を置き、発芽実験をしたものだった。彼女たちはその実験をする前まで、携帯電話の電源を入れたまま枕元に置いて寝た場合、寝つきが悪かったり、翌日、学校で授業に集中できなかったり、という体験をしていた。それで、「携帯電話の電磁放射線が人体に与える影響」を検証することにしたのだった。

   彼女たちは「胡椒草」(アブラナ科の1年草)の野菜の種を用意し、そのトレイ6個を無線LANルーターのない部屋に、別の6個のトレイを無線LANルーターが2つ設置されている部屋に置いた。無線LANルーターを使ったのは、それが携帯電話と同じ周波数の電磁放射線を発しているからだ。

   その後12日間にわたり、5人は種子の観察を続け、状況を文書や画像で記録しトレイの重量を計測した。12日後、無線LANルーターのない部屋に置いた種は、通常通りの成長をみせた。だがルーターのそばに置かれた種の多くは発芽せず、なかには突然変異を起こしたものや、枯れてしまったものもあった。(P.39の写真を参照)

   彼女たちは、「これほど大きな影響があるとは思わず、本当に怖ろしく感じた。私たちはこの結果に愕然とした」。そして、「もう誰も、携帯電話を枕元において眠ることはしなくなった。離れた場所に置くか、別の部屋に置く。コンピューターもオフにすることにした」とコメントしている。

安全確保は計測から
   私たちの生活する自宅空間は、電磁放射線(マイクロ波)を出す電子機器で埋め尽くされてしまったといっても過言ではない。それが携帯電話をはじめ、スマホ、Wi-Fi、子機付きコードレス電話、子機付きコードレスインターホン、タブレット端末、無線ルーター、通信機能付きゲーム機、通信機能付きテレビ(スマートテレビ)、通信機能付きプリンターなどである。

   そして外からは、マンションの屋上や山の上に設置された形態電話・スマホ・Wi-Fi用の基地局から、自室に向かって年中、1秒も途切れることなく絶えず、マイクロ波が放射されている。自宅というものは本来、ホッとできる空間のはずだ。ところが今やホッとするどころか、そこは「種が発芽しない」ほど危険な空間に変わってしまった。

   電磁放射線は通常、目には見えない。
   しかし電磁放射線に対して感受性の高い人は、何かおかしいことを体の異変で感じることができる。だがその異変を、電磁放射線と関連付けて考えられる人は非常に少ない。ほとんどの人が、「花粉症ではないか」「更年期のせいか」「歳のせいか」「認知症になったのか」と考えがちである。

   何かおかしいと感じたら、自宅内にある無線機器や、自宅周辺にある基地局に目を向けてほしい。そして自室の安全を確保するために、ぜひ電磁波計測器を手元に置いて、電磁放射線の存在を目で確認してほしい。すべての方策は、そこから始まる。

              新型複合汚染の真実!
           『スマホ汚染』 古庄弘枝著  鳥影社
                          抜粋

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2016年1月1日 新年を迎え、日本に生まれた幸せをかみしめ、日本人で有る事の誇りを持ち、 生きる喜びを持ち続けたいと願いました。
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2011・2012この凄まじい年を生きている。幻想の世界が終り2013より今現在考えの及ばない 世界に入ると云われている。*私達の力がどれ程強いか、自己主権を持った者であり自由であるそれが現実です。意識が自由になって初めてそれが外に現れると。本当の自分を思い出す時が来た(ジョージ・カヴァシラス)