Vol.494 広島と大統領 光文書(ヒカリモンジョ)

精神学協会 より[転載]
14・6・29精
http://www.godbrain.com/

光文書(ヒカリモンジョ)  Vol.494


広島と大統領

この2016年に、現職のアメリカ大統領が広島を訪問するというのは、戦後の日米関係が終了することを象徴するものになります。
原爆こそが、東京裁判において連合国がつくり出した人道に対する犯罪の最たるものだということは、すこし歴史を学んだ人間ならば、誰でもがわかることです。
1945年の8月に広島と長崎に投下されたウラン型とプルトニウム型の2種類の原爆は、アメリカ合衆国にとっての歴史的意味が、実は精神的な負の遺産になることが、はっきりしているものでした。
あの時代、相手が日本という有色人種のクニであったから、原爆投下が可能であったというのが、歴史家によって、後世にくだされる最終結論になることははっきりしているのです。それは、アメリカの歴史を調べればすぐにわかることです。アメリカ社会に黒人差別をなくすための法律である公民権法が成立したのは、1964年のことでした。
人種平等をアメリカが受け入れたのは、広島、長崎から19年も後のことなのです。そして、人種差別をなくすというムーブメントなしに、オバマという黒人系の大統領が生まれることはありませんでした。こうした歴史の流れに実は、日米の国際関係は大きな影響を与えてきたというのが、黒船来訪以来の世界史の真実です。

アメリカという人造国家が、ハワイ王国を飲み込んだ後、日本を占領した時に、このクニもその属州となるようなさまざまな社会変革を強要し、憲法までも変えさせたのは、世界をアメリカ化するという大きな目的のためでした。その方針が変化したのは、朝鮮戦争であり、それに続いたベトナム戦争だったといえます。勝てる戦争に勝利せず、戦争をすることで儲かる軍産複合体と呼ばれる人間グループに奉仕するような戦い方をした結果、ベトナムで敗れました。イラクに進攻し、アフガニスタンに進攻し、相手の政府は消滅させても、テロの連鎖が止まらないという現在の姿は、いまある西欧近代化がつくりアメリカが相続した世界の国境が、何だったのかが問われる時代がきたことを示しています。冷静に考えると、明治以降のこのクニは、とりあえず生き残るために西欧列強というものの行動原理である植民地主義の真似をしながら、実は、白人支配の世界秩序にひとり異議を申し立てていた有色人種のクニだったのです。そうした存在であったが故に、広島と長崎への原爆投下があったとするなら、これからのこのクニの役割は、明確になります。

昭和天皇は、このクニが、兵器としての原子爆弾というものの開発に進むことに、反対されていたという話があります。
もし、このクニが、もしアメリカよりも先に原子爆弾を開発していれば、広島、長崎の悲劇は起こらなかったという見解もありますが、私は、広島、長崎も含めたあの敗戦にこそ、天の配剤があるのだと考えています。
このクニのタミだからこそ、そこから学び、復讐権という自然権の行使ではない別の道を発見するだろうということです。このクニに生まれるということの意味がそこにあります。

自分たちを被害者の立場に置き、声高に謝罪を要求する大陸や半島の国家と国民の行動原理を、このクニのタミのたましいは異界のものと感じるようにつくられているのです。その先に、もしかすると、正義が大好きで、嘘をつくことが大嫌いなアメリカ人という人間グループによる日本文明の再発見が起きるのかもしれません。残念ながら、正直者の文化を持つのは、この世界のなかでは、かつて神の国であったアメリカと、アシハラナカツクニのこの日本しかないのですから。

2016年5月12日 積哲夫 記

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2016年1月1日 新年を迎え、日本に生まれた幸せをかみしめ、日本人で有る事の誇りを持ち、 生きる喜びを持ち続けたいと願いました。
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